口臭ってそもそも何?!
2024.10.29お知らせ
こんにちは~。今日は結構気になる人多いんじゃないでしょうか、このテーマ。
そう、今回は『口臭』です。
そもそも口臭には生理的なものと病的なものがあります。
生理的口臭は、朝起きた時に口がにおうなど、誰にでもある一時的な口臭で、1日のうちに自然と増減します。
食べ物や飲み物、タバコをはじめとした嗜好品などの成分が一時的に口から、あるいは肺からにおうというのもこれに含まれます。
一方で病的口臭は、持続的に発せられるにおいです。
いわゆる『不快な口臭』と客観的に認識されやすいもので、においの原因がなくならないかぎり存在し続けます。
歯周病などのお口の病気や、鼻炎などの耳鼻咽頭の病気、糖尿病や肝疾患など全身の病気によりおこります。(におい物質が血液をめぐって肺から呼気へ移ります。)
生理的口臭と病的口臭は明確に2つに分けられるものではないですが、強い口臭が続くというのは、お口が全身に不調が起きているシグナルといえます。
さらに口臭の原因の8割はお口の中です!
口臭の大部分(80%以上)は、お口の中の気体に由来します。
特に歯周病は強烈な口臭のもとになっているのですが、やっかいなのは自分ではなかなか気づけないことです。
また口臭には、においの種類があり、それによって原因も異なります。
ではでは、お口の中の『においのもと』はどこにある??
●溜まったプラーク
→歯に付着したプラーク(歯垢)は細菌のかたまりです。数グラムのプラークに何億もの細菌がいるといわれています。
●穴の開いたむし歯
→むし歯になって穴の開いたところは、食べかすやプラークが溜まりやすいところです。
重度なむし歯も口臭が出やすいです。
●歯周病
→歯周病は痛みや違和感なく進行していくので、気づかぬうちに重症化しやすいです。何もせず歯ぐきから出血する場合は非常に危険なサインです。
●舌苔
→舌の表面に堆積した汚れのことです。
誰しもうっすらと舌苔はあるものですが、厚く堆積すると細菌の温床となり、不快な口臭の元となります。
●汚れた入れ歯
→入れ歯にもプラークや歯石はつきます。
金属の床とプラスチックの床では金属の方がプラークがつきにくいです。
●付けっぱなしの仮歯
どうだったでしょうか~??
防げる口臭はぜひ防いでいきましょ~!