こどもの仕上げ磨きっていつから？どうやって？
2024.05.28お知らせ
こんにちは。今日は乳歯のお話です。
赤ちゃんが生まれて半年くらいすると歯が生え出します。
そうすると、いつから磨いてあげないといけないんだろう、どうやって磨いたらいいんだろう、などたくさんの疑問が湧きますよね。
今日はそういった疑問について書いていこうと思います！
Q１．歯が生えてきました。まだ母乳やミルクがメインで離乳食くらいですが歯磨きは始めた方がいいですか？？
A．歯が生えてきたからと言ってすぐに歯ブラシを使って磨かないといけないわけではありません。赤ちゃんも今までしたことないのにいきなり口の中に異物が入ってくるわけですので嫌がることが多いです。まずはコミュニケーションの一つとしてお顔を触る、口の周りを触る、と段階を踏んで、口の中に進むとスムーズにいきやすいです。いきなり歯ブラシではなく汚れを取るためならガーゼでも大丈夫です。徐々に慣らしてください。
Q２．仕上げみがきをしているときに、子どもが歯ブラシを噛んでしまうけど、どうしたらいいの？
A．ずっとお口を開けていると、お子さんんも疲れてしまいます。そこでガーゼを巻いた割りばしを前歯で噛ませます。何かを噛んでいる方が子どもは楽だからです。舌で歯ブラシを押し出そうとする場合も、ガーゼを巻いた割りばしで舌を軽くおさえ、そのあいだに歯磨きをするとよいでしょう。
Q３．イヤイヤ期に入り、こちらが思うように歯みがきをさせてもらえない。どうしたらいいの？？
A．本来は寝る前にしっかり全体をみがきたいところですが、２歳くらいのお子さんでは、思うようにみがけない時もあるでしょう。そういったときは、上の歯は夜、下の歯は朝など、歯みがきをするタイミングを分け、トータルで１日１回はお口全体にケアがゆきとどくようにします。半分でしたら１回にかかる時間が短くて済みます。
Q４．全体を磨いているつもりだけど、子どもが動くし、ちゃんと磨けているのかな？どうしたらいいの？？
A．磨く順番を決めておくと、みがき残しを おさえられると思います。毎回同じ歯からスタートし、すべての歯を網羅するようにしていきます。とくに奥歯は、歯の外側・内側（舌側）のほかに、上下の噛み合う部分も忘れないようにします。順番を決めておくことは、お子さんが自分でみがくときにも有効です。順番を記入したシートを作っておき、歯みがき時に確認しながら行うとよいでしょう。
今回は歯が生えてからイヤイヤ期までの仕上げみがきの ポイントを紹介しましたが、歯医者さんではお子さん１人１人に合ったケア方法を指導してもらえます。
また、お口の問題は、虫歯だけではありませんので、小さいうちから歯医者さんで診てもらっていれば、問題の早期発見につながり安心です。
そして、お口に関する悩みは相談して、一人で抱え込まないようにしてください。
みんなで赤ちゃんを健やかに育てていきましょう！！
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